-
zine『つくって話して考える』she-sow & FRIENDS 西川千花子
¥880
2025年1月28日から2月2日に行われたshe-sowと〈政治的な手芸部〉の共催イベント『政治的な手芸部+she-sow わたしたちの針は正義と平等をもとめ ぬいあげる』 の開催にあわせて制作したzineです。 イベントのタイトルにちなみ、she-sowのまわりの「正義と平等をもとめ ぬいあげる」皆さんに執筆のお声がけをしました。 she-sowが運営する手芸部に遊びに来てくださる方や 、〈政治的な手芸部〉を率いるフェミニスト手芸グループ山姥のおふたり、 仙台で手芸にまつわるさまざまなアクションをされている方々による、手仕事・暮らし・政治・フェミニズムなどについてのzineです。 zineのタイトルは韓国のフェミニストたちのスローガン 〈설치고 말하고 생각하고 騒いで話して考える〉 へのオマージュになっています。 これは、韓国のTV番組で男性芸人が女性モデルに対して言った 「騒いで話して考える、私が嫌いな(女の)全てを持ってるな」 という言葉を、フェミニストたちが皮肉を込めて そのままスローガンとして採用したもの。 勇敢で機知に富んだこの言葉はわたしたちが日々感じているモヤモヤから一歩踏みだす勇気とパワーを与えてくれます。 手芸なんて趣味や遊びのようなものと笑われたとしても わたしたちは縫って、編んで、ときどき休んでお茶をして、たくさん話して考えて、 こんがらがった糸のようなこの世界を解きほぐし、前へ前へと進んでいけたらと思います。 she-sow / 西川千花子(本書・はじめにより一部を抜粋) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ もくじ ・ときを超え、海を越え 針と糸でつながるわたしたち / 西川千花子 ・権理は機動力と機能性から / 小野寺律子 ・家父長制が早く無くなればいいのに / yukako ・Book Review / 菅原匠子 ・Photo Report 2022/11/18→20 / 西川千花子 ・2023年〜2024年 活動記録/ 工藤夏海 ・繋ぎ合わせた赤と白と緑と黒の布の上でパレスチナの人の言葉を声に出して読んで聞き合ったこと/ 門眞妙 ・私のCRAFTIVISM / 伴藤(from 22:22) ・パレスチナの伝統手刺繍 / 皆川万葉 ・苗(ミャオ)族の刺繍 / ほんだあい ・クルドのお母さんがつくるオヤ / 前野久美子 ・フェミニストが歩けばフェミに当たる / マルリナ ・編み物についてあれこれ / かんな ・あみものだいすき! / 西川千花子 ・執筆のみなさん / おわりに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『つくって話して考える』 she-sow & FRIENDS 発行:she-sow 企画 / 編集 / デザイン:西川千花子 印刷 / 製本:(株)グラフィック B6サイズ・カラー / 28ページ・中綴じ 2025年1月28日初版発行 <本について> 在庫がある場合 ・1-3日営業日に発送致します。 ・単品や他の商品と一緒にラッピングも可能です。 (ラッピングの種類を選びご一緒にカートにお入れくださいませ。その際どの商品をお包みするのかご指定くださいませ。) 在庫がなく出版元よりお取り寄せの場合 ・お届けまで1週間~10日ほどいただきます。 ・本商品と、その他の商品をご一緒にご注文いただいた場合、すべての商品が揃い次第発送いたします。
-
仕事文脈vol.24 「反戦」と仕事
¥1,100
今回の特集は、1:「反戦」と仕事、2: 住まい、どうですか? の2本です。 特集1:「反戦」と仕事 この仕事の先で誰も殺されないように この仕事の先で誰か解放されるように これまで以上に考えている 戦争、侵略、虐殺、民族浄化、植民地主義 止めるために、繰り返さないために 頭を使って手や体を動かして取り組むいろいろ 佐久間裕美子/虐殺に抗うために生活者の私たちができること 松下新土/大量虐殺に抗する「交差性」 渡慶次美帆/「本屋」=「反戦」私なりの方程式 Azami /推しと私が生まれ、育ち、暮らす国の歴史について Decolonize Futures インタビュー/東アジアの文脈で脱植民地化を考える 〈戦争〉をどう捉えていますか20 代に聞く実感、教育、アクションクリエイティブで連帯、反戦 パレスチナとの仕事から― 暮らしや仕事の中から社会を変える、草の根でつながる 皆川万葉さん インタビュー 特集2:住まい、どうですか? 家賃高いな、少し狭いな、日当たり良いな、 そう思いながら、住んでいる 集合住宅、一軒家、シェアハウス、団地 賃貸なのか持ち家なのか、都心か地方か、誰と住むか 住まいが変わる、なくなることもあるかもしれない 仕事にも関わる住まいを考える 古賀及子/建坪6坪、住宅ローン減税が受けられないくらい狭い家に住んでいます ただ人と人が暮らすということ 星野文月さんと有吉宣人さんの実践 南阿沙美/屋根のある路上、みたいな 座談会 団地2024 アンケート 今の住まい、どうですか? 編集部座談会「ていねいな暮らし」は今どこに? 堂々巡りの対話―「社会課題にのりきれない」背景にあるもの ◎連載 仕事回文 杉野あずさ・みりんとおさとう 男には簡単な仕事 ニイマリコ 40歳、韓国でオンマになりました 木下美絵 虹色眼鏡 チサ/さようならアーティスト 「聞く」という仕事 辻本力 無職の父と、田舎の未来について。 さのかずや 文脈本屋さん BOOKSライデン ほか スタッフコメント すべてのゆかいな仕事人のためのリトルマガジン『仕事文脈』、24号の特集 は、「〈反戦〉と仕事 」「住まい、どうですか」の2本です。 止まらないイスラエルによるパレスチナ侵攻のなか、戦争に抗い、考え、生きるためのさまざまな取り組みを集め、住まいという個人的なものも社会とは切り離せないことを検証しています。 店主今野もパレスチナの虐殺を止めるべく、デモ行進していますがこうしてほかの人たちが考えていることを知るだけでも、私たちが連帯していることを感じられて心強いですよね。 在庫がなく出版元よりお取り寄せの場合 ・お届けまで1週間~10日ほどいただきます。 ・本商品と、その他の商品をご一緒にご注文いただいた場合、すべての商品が揃い次第発送いたします。
-
女と仕事 タバブックス 雨宮まみ 石嶋未来 いのまたせいこ 植本一子 太田明日香 奥山晶子 近藤佑子 関根美有 惣田紗希 丹野未雪 チサ トミヤマユキコ 中島とう子 HARU 真魚八重子 仕事文脈 仕事文脈編集部
¥1,540
ふつうに仕事をしていくのが難しすぎる 小さいけど深くてモヤモヤする、女と仕事の話いろいろ 【目次】 ダメ人間がフリーランスになって1日で1ヶ月分を稼ぐ方法とは? 石嶋未来 田舎→東京→次はどこ行く? 奥山晶子 インターネットと有名税 雨宮まみ 労働系女子ドラマとして観る「あまちゃん」 トミヤマユキコ お店をしていることが好き いのまたせいこ 転身、転職、引越の末、開き直りの起業という名のフリーランス 金子一代 キャリアハッキングは成功したか? ―就職活動家の2年3ヶ月― 近藤佑子 ノマドナース 動ける方法 谷口美紀 引っ越し デザイン 自営業 のその後「見ていたい暮らしをつくる」 ゴロゥ 女と仕事回文 杉野あずさ・文 里鵜ミリン・絵 憧れの人の先 丹野未雪 限界 植本一子 家と愛情 雨宮まみ トーキョーとキョート 現在地はどこでもよくて 綿野かおり 映画のインテリアのリアリティ 真魚八重子 転職しました、 のその先で 中島とう子 バンクーバーと仕事 初めてのパート 太田明日香 コンバース、ライ麦、アイロン チサ ハルの夢 haru. わたしの将来はコロコロ変わる 林さやか かたちに残すのと残さないのとでは随分違うかもしれないこと 惣田紗希 さらばあこがれ君 関根美有 【執筆者】 雨宮まみ/石嶋未来/いのまたせいこ/植本一子/太田明日香/奥山晶子/近藤佑子/関根美有/惣田紗希/丹野未雪/チサ/トミヤマユキコ/中島とう子/HARU/真魚八重子 ほか ショップスタッフコメント 3/4くらいの身軽さ、ゆとり、余白のある生き方をさがす人ための〈シリーズ3/4〉第3弾! 仕事のあれこれをとりあげるリトルマガジン『仕事文脈』、 vol.3「女と仕事」特集号を中心に、女性の書き手の文章を再編集。仕事の奥にある、彼女たちの視線の記録です。 <本について> 在庫がある場合 ・1-3日営業日に発送致します。 ・単品や他の商品と一緒にラッピングも可能です。 (ラッピングの種類を選びご一緒にカートにお入れくださいませ。その際どの商品をお包みするのかご指定くださいませ。) 在庫がなく出版元よりお取り寄せの場合 ・お届けまで1週間~10日ほどいただきます。 ・本商品と、その他の商品をご一緒にご注文いただいた場合、すべての商品が揃い次第発送いたします。
-
沖縄の生活史 石原昌家 岸政彦 沖縄タイムス社
¥4,950
2022年5月に、日本復帰50年を迎えた沖縄。 これを節目として、沖縄の歴史とともに生きてきた人々の来し方を聞き取って文章に残そう、 という沖縄タイムス社の企画が結実したのが本書である。 沖縄タイムス紙上での募集に応えた「聞き手」たちが、 それぞれ思い思いの「語り手」を選び、その人生を聞き取って生活史として仕上げた。 紙上に、およそ半年以上にわたって連載された85篇に加え、 新聞には掲載しなかった15篇を合わせた、計100篇の生活史がここにまとめられている。 巻頭と巻末にはそれぞれ、監修者のまえがき、あとがきを収録する。 「私は本書のどの語りの、どの部分を読んでも、深い感慨と感動をおぼえます。 ここには語り手たちが経験した「沖縄の戦後」が、確かに存在するのです」 (岸政彦、まえがきより) 「数多くの沖縄の人たちから聞き取りしてきたにもかかわらず、 庶民の生活の奥深くに分け入り、心の襞に触れるところまでは、 聞き取りはしていなかったか、と思わざるを得ない語りにも出会えました」 (石原昌家、あとがきより) まえがき 岸政彦 あの時の東京はね、お店の正面に「沖縄者お断り」って書いてあったんだよ。野蛮人と言ってから 聞き手=安里優子(五七) 語り手=母・池原春子(八四) 爆弾の破片とか、買いに来る業者がいたわけ。家にね。そこの業者さんに売ったりしてた。小遣い稼ぎ。一キロ売ったらいくらだよということで 聞き手=安谷屋佑磨(二九) 語り手=父(六二) なんでないのって聞いたら一番上の兄が(給料を)そっくり持っていってあるわけよ 聞き手=新川真奈美(三二) 語り手=祖母(七四) 努力しなくて、なんとかなるさじゃないわけよ。努力しての結果が「なんくるないさ」、それ全然違うね 聞き手=泡☆盛子(五〇) 語り手=幼馴染の母・添盛文子(七一) でも、見てくれてたんだぁー、分かってくれてたんだぁーってのがあって。すごいあの言葉は忘れられなかった 聞き手=上原健太郎(三七) 語り手=糸満市出身の女性(六〇代) 夜寝られない。起こされて、もう亡くなる人が、亡くなった人が来てよ、もう死んだまま。もう大変だった。墓が開く時は、誰がって分かりよったわけよ 聞き手=大城沙織(二五) 語り手=男性(八一) ずーっと耳で、なんか日本語分かると思ってたんだけど、あれ日本語じゃなかったね。ほぼ半分以上はもう、うちなーぐち 聞き手=加藤勲(四〇) 語り手=安富祖美智江 飛行士が見えるのよ。見えるんだよ。パイロットが。ぷわーっとやってね、ぷわーっと逃げたのよ。全員無事だったけど、屋根が燃えてよ 聞き手=神村メイ(六九) 語り手=夫の叔父・新垣昌也(八四) 人間はね、どんな苦労でも、金で使われていると、金に使われていると思ったらどんな苦労でも耐えきれるという話、聞かされたから。ああ人間は、そうだねえと言って 聞き手=岸政彦 うちなーぐちを使えるようになったのは沖縄に帰ってきてから。生活のために覚えたさ 聞き手=金城さつき(四〇) 語り手=玉城秀子(八四) ニュースペーパーボーイ、ユーノウ? 聞き手=具志堅大樹(二九) 語り手=両親の友人(六〇代) うん、モテて大変だった。モテモテ(笑)。内地に連れて帰ろうかなぁ、って、まあ、おべっか言う人もいたよ 聞き手=久保山亜希子(三四) 語り手=母(七〇) いい絵を描けばアメリカーでも認めてくれるんじゃないのっていうのもあるわけ。それで、美術を一生懸命やり始めたわけ 聞き手=酒井織恵(五二) 語り手=父・稲嶺成祚(八九) どんな人かねと。色が白くて髪が長くて、髪が長いというだけでジュリ(遊女)じゃないか、みたいな。みんな、見に来るわけ 聞き手=城間美咲(三八) 語り手=富田初江(八四) そうサミットが始まる前だったからね。「G7って付けた方がいいんじゃないか」って言ったらさ、そのあとにG7が始まったさ 聞き手=知念渉 語り手=赤嶺千穂子、夫=芳弘 なんか、あっちから通るバス見たら、ああ、あのバスどこ行くんだろうな、乗ってみたいなぁって思ってた 聞き手=知念真由美(五七) 語り手=母(八三) 手続きしたら、これ何人て書くんですかーってなったわけさ、だから琉球人って書きなさいって言われたよって言ってるわけ 聞き手=知念ゆかり(二四) 語り手=父の姉(七八) 五〇〇円と言われて、五〇〇円くらいなら何とかならなかったかな、って今考えたら思うけど、あれも悔しかったよ、りま 聞き手=徳森りま(三四) 語り手=父・徳森栄春(六二) 超ショック。何か分かんない。もうソーセージ食べられなくなった 聞き手=富山勝代(四九) 語り手=友人・えーみー(四八) いつもさ「もう少しだよ、もう少しだよ」って。いつもその言葉にさ、ばあちゃんはさ、その言葉につられてずっと一緒にじいちゃんと仕事していた 聞き手=仲地二葉(三〇) 語り手=祖母・照屋キヨ子(八一) でも僕も若くて、「日本語上手ですね」って言われて「あなたより上手かもしれませんね」なんて言って(笑) 聞き手=仲程玲(四〇) 語り手=伯父・江川義久(七七) 軍歌、嫌なぐらい分かるわけ。兄たちがいつも軍歌歌うから聞き覚えて。教育って大変よ。軍歌まだ覚えているもん、小学生の女の子だったのに 聞き手=仲間尚子(六一) 語り手=母・玉城千代(八七) 「育てもしないくせに」って。泣きよったよ。口から出しよったよ。「育てもしないくせに」って。その時は恨みよった 聞き手=鉢嶺京子(四一) 語り手=祖堅秀子(八三) 着いて、第一声が教授に呼ばれて、「日本語話せるね?」って 聞き手=比嘉あんの(一六) 語り手=祖母・高良敏子(八四) うん。法律が適用されるさ。アメリカの法律じゃなくて、日本の法律。それが、一番のうれしさだったな 聞き手=前原洸大(二四) 語り手=仲村渠實(八二) 新川のお墓へ行く時は、牛に車ひかせて、みんな乗せて行った。牛はゆっくりだからいいわけさ。あー、あの時、カメラがあったら写したのにねー 聞き手=松井裕子(七一) 語り手=中村トヨ(八六) 沖縄で墓を初めて見てびっくりしたよ。防空壕だと思った 聞き手=松岡幸子(七五) 語り手=上運天賢盛(九〇) たばこをやめた日です。五月一五日に何をしていたかというと……たばこをやめる以外には何もなかったような気がするけれども 聞き手=山口祐里瑛(二四) 語り手=祖父・仲里政幸(九一) 役場から公報来て、大暴れして「今すぐ天皇陛下連れてきて、殺せー!」って言ったよ 聞き手=山本和(二六) 語り手=田中美江(九二) だから全然記憶がないんじゃ。そういう子ども、記憶がない子ども 聞き手=雪田倫代(三七) 語り手=父(七八) そんな時に、朝ごはんに納豆が出たの。いくらなんでも、私たちのことが嫌いだからって、こんな腐ったものを出すことないのにねって(笑) 聞き手=渡邉隆(三七) 語り手=母・渡邉敬子(六七) 例えば僕はよ、箸のつかみ方。八重山でも普通にごはん食べてるさ。日本ではどんなして使うのかなぁとか思ったりよ。一緒なのかな、違うのかな、と思ったりしてよ 聞き手=綿貫円(三三) 語り手=石堂徳一(七三) あとがき――記憶の玉手箱のような存在 石原昌家 著者プロフィール 石原昌家 (イシハラマサイエ) (監修) (いしはら・まさいえ) 1941年、台湾宜蘭市生まれ、沖縄県那覇市首里出身。 沖縄国際大学名誉教授。 沖縄の生活史、戦争体験などの研究。 主著は『虐殺の島――皇軍と臣民の末路』(晩聲社、1978)。 『大密貿易の時代――占領初期沖縄の民衆生活』(晩聲社、1982)(2000年に『空白の沖縄社会史――戦果と密貿易の時代』に改題して出版)、 『郷友会社会――都市の中のムラ』(ひるぎ社、1986)、 『沖縄の旅・アブチラガマと轟の壕――国内が戦場になったとき』(集英社新書、2000)、『国家に捏造される沖縄戦体験――準軍属扱いされた0歳児・靖国神社へ合祀』(インパクト出版会、2022)等多数。 1970年から沖縄県史、各市町村史字誌などの編纂執筆にかかわる。 沖縄の各平和資料館企画に参加。 第三次家永教科書訴訟(沖縄戦部分)や沖縄靖国神社合祀取消裁判等の専門家証人として証言。 全戦没者刻銘碑「平和の礎(いしじ)」の刻銘検討委員会元座長等歴任。 *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。 岸政彦 (キシマサヒコ) (監修) 社会学者・作家。1967年生まれ。京都大学教授。 専門は沖縄、生活史、社会調査方法論。 主な著作に『同化と他者化――戦後沖縄の本土就職者たち』(ナカニシヤ出版、2013)、 『街の人生』(勁草書房、2014)、 『断片的なものの社会学』(朝日出版社、2015、紀伊國屋じんぶん大賞2016受賞)、 『質的社会調査の方法――他者の合理性の理解社会学』(石岡丈昇・丸山里美と共著、有斐閣、2016)、 『ビニール傘』(新潮社、2017)、 『はじめての沖縄』(新曜社、2018)、 『マンゴーと手榴弾――生活史の理論』(勁草書房、2018)、 『図書室』(新潮社、2019)、 『リリアン』(新潮社、2021、第38回織田作之助賞) 『地元を生きる――沖縄的共同性の社会学』(打越正行・上原健太郎・上間陽子と共著、ナカニシヤ出版、2020)、 『東京の生活史』(筑摩書房、2021、紀伊國屋じんぶん大賞2022・毎日出版文化賞)、 『生活史論集』(ナカニシヤ出版、2022)など多数。 *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。 沖縄タイムス社 (オキナワタイムスシャ) (編集) 沖縄県で発行されている日刊紙を発行する新聞社。 戦時中の唯一の新聞「沖縄新報」の編集同人を中心に1948年7月1日、那覇市で創刊。 「鉄の暴風」と表現された熾烈な沖縄戦など戦争の反省に立ち、 県民とともに平和希求の沖縄再建を目指したのが出発点になった。 27年間に及んだ米軍統治下では自治権の拡大や復帰運動で、住民の立場から主張を展開した。 1972年の日本復帰後も、在日米軍専用施設面積の7割以上が沖縄に集中することによる過重負担や、 基地があるゆえに起きる事件・事故、騒音などの被害、日米地位協定の問題などを追及する。 また、県民生活に寄り添い、子どもの貧困問題の解決などに向けた論陣を張る。 2023年に創刊75年を迎えた。 *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。 【スタッフのコメント】 1972年5月15日を迎えるためには多くの犠牲者の存在があったと思うと心が痛みます。 日本の歴史、沖縄の歴史を知ることで今の自分が生きていれるありがたみを感じます。 目次を見るだけでもたくさんの物語あったのだとわかります。 ぜひ手に取ってみていただきたい一冊です。 タイトル:沖縄の生活史 出版社:みすず書房 著者:石原昌家(監修)/岸政彦(監修)/沖縄タイムス社(編集) ページ数:880 発売年月日:2023/05/12 ISBN:9784622095989 <本について> 在庫がある場合 ・1-3日営業日に発送致します。 ・単品や他の商品と一緒にラッピングも可能です。 (ラッピングの種類を選びご一緒にカートにお入れくださいませ。その際どの商品をお包みするのかご指定くださいませ。) 在庫がなく出版元よりお取り寄せの場合 ・お届けまで1週間~10日ほどいただきます。 ・本商品と、その他の商品をご一緒にご注文いただいた場合、すべての商品が揃い次第発送いたします。
-
怒りZINE げじま 小沼理 佐山聡子 鄭優希 渡辺愛知 宮川真紀 金丸稔 gasi editorial タバブックス
¥1,100
社会にはびこる差別や偏見、理不尽なこと、許せないことに、怒っている。 なかったことにせず、我慢せず、怒りとして記憶する。 あらゆる「怒り」を発信し、その背景を可視化し、共有するためのZINE。 政府内の差別発言、過剰な自主規制、社内のハラスメント、トーンポリシング、カスタマーハラスメント、無理解、人種差別等々に怒った人たちの文章です。 普通に生きて、働いているなかで、なぜこんなに怒りを覚えることが起きるのか。怒りが生まれる過程、その要因を知ることが、この社会の課題を考えるきっかけになればと思い、この冊子を制作しました。 【目次】 書店のセルフ検閲に抗議した話。 げじま 火傷が治らないまま 小沼理 新しいトンポリに気をつけろ 佐山聡子 私を繋ぎ止める錨 鄭優希 あのときのこと 渡辺愛知 怒り10年史 宮川真紀 ショップスタッフコメント どんなことに対しても目くじらを立てずうまくやり過ごす方が賢いとされるような風潮にあって、許さないことに対して向き合い、しっかりと怒りを伝えていく姿勢に背中を押されます。 <本について> 在庫がある場合 ・1-3日営業日に発送致します。 ・単品や他の商品と一緒にラッピングも可能です。 (ラッピングの種類を選びご一緒にカートにお入れくださいませ。その際どの商品をお包みするのかご指定くださいませ。) 在庫がなく出版元よりお取り寄せの場合 ・お届けまで1週間~10日ほどいただきます。 ・本商品と、その他の商品をご一緒にご注文いただいた場合、すべての商品が揃い次第発送いたします。
-
私たちの“解放日誌” 小山内園子 渡辺愛知 いよりふみこ 安達 茉莉子 gasi editorial タバブックス
¥1,100
韓国ドラマ『私の解放日誌』を見て衝撃を受け、誰かと話をしたいと集まった4人、小山内園子(韓日翻訳者)、渡辺愛知(書店店主)、安達茉莉子(作家・文筆家)、いよりふみこ(デザイナー)が語り合い、それぞれの”解放日誌”考を寄せた1冊です。 「解放」に魅かれる。解放されるには解体が必要だ。自分は何に束縛され、がんじがらめになっているのか、人はどのようにして自由になっていくのか--韓国ドラマ『私の解放日誌』を見て揺さぶられ、考え続けている、そんな私たちが集まり語り、ことばにしました。 ドラマを見た方、興味がある方、手に取っていただけると幸いです。 【目次】 座談会 “解放日誌”を話したい私たち あがめられたい、という気持ちについて 小山内園子 私の解放メモ 渡辺愛知 解放について ― 今日も一頭一頭牛を追っていくこと 安達茉莉子 話し足りない解放日誌 いよりふみこ 座談会 “解放日誌”を話したい私たち、再び 『私の解放日誌』とは… ショップスタッフコメント 2022年に放送されたドラマシリーズ『私の解放日誌』は、首都圏の外れで実家暮らしをする3きょうだいが、仕事や恋愛、人間関係など、それぞれにうんざりすることを抱えながら、「解放」へと歩んでいく物語。 単なるドラマの魅力を超え、そこから読み取れる現代の社会背景などについても深く考えることできる内容です。 そんな韓国ドラマ『私の解放日誌』について、4人が語り合う一冊です。 <本について> 在庫がある場合 ・1-3日営業日に発送致します。 ・単品や他の商品と一緒にラッピングも可能です。 (ラッピングの種類を選びご一緒にカートにお入れくださいませ。その際どの商品をお包みするのかご指定くださいませ。) 在庫がなく出版元よりお取り寄せの場合 ・お届けまで1週間~10日ほどいただきます。 ・本商品と、その他の商品をご一緒にご注文いただいた場合、すべての商品が揃い次第発送いたします。
-
反「女性差別カルチャー」読本 タバブックス gasi editorial 井上麻那巳
¥1,100
gasi editorial第一弾のZINE、『反「女性差別カルチャー」読本』を刊行しました。 女性差別的発言、誹謗中傷、攻撃、からかいなど、SNSやメディア、リアルの生活において女性差別を「ネタ」として扱う、いうなれば「女性差別カルチャー」はなぜなくならないのか。この問題について研究、メディア、書店など多様な立場の17人の執筆者たちがさまざまな形で考察した、読み応えある論考集です。 【目次】 小林えみ ハトシェプスト 小山内園子 お仕置き名刺 関口竜平 文化=刷り込まれた価値観を認識するために 北村紗衣 うぬぼれ屋さん、この文章もたぶん自分のことだと思ってるんでしょ? 濱田真里 「女性差別カルチャー」の背景にある、男同士の絆 能川元一 「表自戦士」のフェミニズム・バッシング 河野真太郎 岐路に立つこと 小川たまか ミサンドリスト裁判 隠岐さや香 終わらない革命 山田亜紀子 私たちは屈しない――女性運動に対するSNS上の誹謗中傷 松尾亜紀子 「女性差別カルチャー」を知り、脱するために読みたい5冊 宮川真紀 どこから、どうやって人は変わるのか 山口智美 メディア抗議と「フェミだんまり」批判 越智博美 「不愉快な思いをされた方がいたら申し訳ないんですが」――ホモソーシャル共同体入会への符牒 松永典子 性差別のない文化の夢を見る 渚 一介の映画好きにできる二、三の事柄(あるいはもっと?)。 清水晶子 無題 ショップスタッフコメント MeToo運動が大きなうねりとなり、職場でのセクハラや映画撮影現場での性暴力などが従来より明るみになってきた昨今でも、メディアやネット・SNS上ではいまだに女性差別の事例が散見されます。 女性差別が生まれる背景にどんなものがあるのか、その根深い問題について考えるきっかけになる一冊です! <本について> 在庫がある場合 ・1-3日営業日に発送致します。 ・単品や他の商品と一緒にラッピングも可能です。 (ラッピングの種類を選びご一緒にカートにお入れくださいませ。その際どの商品をお包みするのかご指定くださいませ。) 在庫がなく出版元よりお取り寄せの場合 ・お届けまで1週間~10日ほどいただきます。 ・本商品と、その他の商品をご一緒にご注文いただいた場合、すべての商品が揃い次第発送いたします。
-
女性議員を増やしたい ZINE 濱田真里 タバブックス gasi editorial
¥1,100
政治家=スーツを着た男性、家庭と両立できない仕事という固定概念、さらに可視化されにくい女性議員・候補者へのハラスメント。 変化する社会課題解決に向け、多様な人々が政治参画するための第一歩を考えます。 これまでずっと男性主体で続いてきた「政治」を解体し、もっと多様な人たちが関われるものにする作業を、たくさんの人たちと一緒にやっていきたい。1人でも多くの人に、女性議員を増やすためにできることを見つけてほしいという思いから、このZINEを作成しました。 【目次】 はじめに 1章 女性議員はどれくらいいる? 2章 なぜ女性を増やす必要がある? 3章 女性議員が増えない理由 4章 女性議員に対するハラスメント問題 5章 女性議員・候補者のサポート活動 6章 私たちにできること 応援・ボランティア・バイスタンダー 付録1 選挙ボランティアのしおり 付録2 こどもと一緒に選挙ボランティアしてみよう!リーフレット 付録3 もっと知りたい人のためのおすすめ本リスト 著者プロフィール 濱田真里 ジェンダー総合研究所 共同代表。専門分野は女性議員に対するハラスメント。内閣府の「令和3年度政治分野におけるハラスメント防止研修教材」等の作成に関する検討会構成員。政治分野における女性比率が少ないことに問題意識を持ち、研究内容を元にStand by Womenを設立。これまで100人以上の議員に対するヒアリングや相談対応を行ってきた。2023年4月の統一地方選挙に向けて日本初の議員向け無料相談窓口となる「女性議員のハラスメント相談センター」を設立。大学や各地の男女共同参画センター、地方議会において女性の政治参画やハラスメント対応等についデザイン 片桐ての研修や講演を多数実施。 ショップスタッフコメント 女性議員に対するハラスメントを専門にする濱田真里さんが、世界水準と比べても女性議員が少ないという日本で、どのように女性議員を増やしていくべきか、またそうすることの必要性などについてわかりやすく解説する一冊です。 具体的にこんな行動ができるという手段も紹介されており、少しでもジェンダーギャップを感じている方には手にとっていただきたい内容になっています。 <本について> 在庫がある場合 ・1-3日営業日に発送致します。 ・単品や他の商品と一緒にラッピングも可能です。 (ラッピングの種類を選びご一緒にカートにお入れくださいませ。その際どの商品をお包みするのかご指定くださいませ。) 在庫がなく出版元よりお取り寄せの場合 ・お届けまで1週間~10日ほどいただきます。 ・本商品と、その他の商品をご一緒にご注文いただいた場合、すべての商品が揃い次第発送いたします。
-
セーファースペース 皆本夏樹+gasi editorial タバブックス ZINE
¥1,100
ジェンダー、セクシュアリティ、障害の有無、人種、国籍、階級、年齢、能力などに基づく差別や抑圧、ハラスメントや暴力をできるだけゼロに近づけ、さまざまな属性を持つ人がお互いを尊重し合える空間をつくる試みを紹介。あらゆる空間をより安全にしていくための一冊です。 タバブックスのZINEレーベルgasi editorial第6弾。 【目次】 セーファースペースとは 堅田香緒里 集合的なスナップとセイファー・スペース 清水晶子 コラム 1 | セーファースペースステッカーアクション セーファースペースをつくる 本屋lighthouse 本屋メガホン ケルベロス・セオリー 本と喫茶 サッフォー 集まるクィアの会 Chosen Family Shobara NAMNAMスペース コラム 2 | 「読む」から始めるセーファースペース コラム 3 | セーファースペースでのパレスチナ連帯イベント イベントレポート |クラブカルチャーとセーファースペース WAIFU@SUPER DOMMUNE #4 ショップスタッフコメント あらゆる空間をより安全にしていくためのセーファースペースの概念は、イベントやお店など場所づくりをしているだけではなく、災害時、職場、学校などなるべく多くの人に知ってほしい。そのための1冊です。 <本について> 在庫がある場合 ・1-3日営業日に発送致します。 ・単品や他の商品と一緒にラッピングも可能です。 (ラッピングの種類を選びご一緒にカートにお入れくださいませ。その際どの商品をお包みするのかご指定くださいませ。) 在庫がなく出版元よりお取り寄せの場合 ・お届けまで1週間~10日ほどいただきます。 ・本商品と、その他の商品をご一緒にご注文いただいた場合、すべての商品が揃い次第発送いたします。
-
フェミサイドは、ある 皆本夏樹 タバブックス gasi editorial ZINEレーベル
¥1,100
2021年8月6日夜、小田急線車内で女子大学生が複数回刃物で刺されて重傷を負い、男女3人が切りつけられ、6人が転倒するなどしてけがをした事件が発生しました。「幸せそうな女性を殺したい」と殺意を持って女性を刃物で刺した、との容疑者の供述が報道されました。 これは「性別を理由にした女性の殺害」と定義される「フェミサイド」だ、女性であることを理由に向けられた暴力と差別をなかったことにしてはならない。そう考え、立ち上がった一人の大学生が、「フェミサイドは、ある」と言い続けた行動の記録です。 ZINEレーベル、gasi editorial第二弾。 【目次】 まだ知らなかった日 ポストイット・テロリスト フェミサイドは、ある 要望書を作る #小田急フェミサイドに抗議します デモ 「私たち」とは誰か? 1ヶ月後の #小田急フェミサイドに抗議します デモ 南米の反フェミサイド運動 運動には人とお金と時間が必要だ 大学生たちが記者会見をする 内閣府男女共同参画局長に署名を提出する おわりに 著者プロフィール 皆本夏樹 1998年生まれ。大学在学中に「小田急線事件を契機にフェミサイド実態解明と対策を!」のウェブ署名をChange.orgにて立ち上げる。フェミサイドの用語の使用、過去10年の実態調査、加害者調査のほか、「男女共同参画白書」などでの啓発も求める。 ショップスタッフコメント タバブックスでは日本、韓国のフェミニズム書籍を刊行しています。女性蔑視、フェミサイド、資本主義、ジェンダー格差、性暴力などに対する女性たちの取り組みを、ぜひこの機会に読んでいただきたいです。 <本について> 在庫がある場合 ・1-3日営業日に発送致します。 ・単品や他の商品と一緒にラッピングも可能です。 (ラッピングの種類を選びご一緒にカートにお入れくださいませ。その際どの商品をお包みするのかご指定くださいませ。) 在庫がなく出版元よりお取り寄せの場合 ・お届けまで1週間~10日ほどいただきます。 ・本商品と、その他の商品をご一緒にご注文いただいた場合、すべての商品が揃い次第発送いたします。
-
over and over magazine issue01
¥2,000
社会と日常の”選択”に、その背景や小さな声を集め、見つめながら問い直すことを目指す一冊となっています。 ————————— 日々の選択から想起できるものは何だろう。私たちが見ている部分(枝葉)はそこを支えている歴史や思想などの背景(根茎)から生まれるものである。しかしそれらは地中に埋まり、掘り返さなくば実情を確認することはできない。私たちは、それらを"視"、人生で繰り返される選択に適用できているのだろうか。magazineを通して、問いかけたい。 ————————— 【目次】 ・哲学対話 - 見えない選択とは何か ・エッセイ “our choices” | うえまつ ・「個人的なことは政治的なこと」うちらにとって「個人的なこと」って ・インタビュー with メリッサ 「文化の盗用と“リスペクト”」 ・もっと学び続けようBLM ・買い物は政治的、でもそれって「みんな」のため? ・コスメの選択肢は拡張する。ななむとうえまつpick ・フリープロフ帳 DIVINEなあんたのこと、あーしに教えてよー ・同意を取るとき“どうい”うの? ・選択的ふうふ別姓のあいうえお ・インタビュー with ラビアナ 「カミソリという名の資本主義」 ・エッセイ「ただ住む町のこと選べないってだけじゃない」 | Saki・Sohee ・在外選挙とは誰もが選挙権を行使できる仕組みに ・ニュージーランド・アオテアロアの政治的レプリゼンテーション | おはな ・ファンダムとケア考察 | Kai Miyaki ・Who made my cloth? 見えない過程も辿る ・インタビュー with ANACTION 「日本の環境活動に選択を。」 ・少し拡張したアクションの選択肢 ・身の回りのトキシックマスキュリニティを考える ・選択って何ですか? 語学交換appで聞いてみた ・わたしたちと日々の選択 ・のんびり質疑応答会 ————————— Editor @kwmr.saki @1998kg519 Miyaki kai北海道函館生まれ札幌育ち。埼玉在住。幼い頃からアイヌやソーランなどの文化に触れ、転居を機に内地との知識の温度差に気づき始める。てかけられた差別的な言葉が引き金となり国の国際プロジェクトに参加。日韓問題だけでなく性別や在日韓国/人朝鮮に関するイシューも知る。活動する傍ら、社会問題に関する複数のプロジェクトにも参加中。 Saki・Shohee 大阪生まれ兵庫育ちの、済州島の血が流れる日コリアン。 、拠点を移動しながら渡鳥のような生活を過ごす。日コリアンとしての接続・日本における接続地の歴史と現社会問題の関連性に気づき、終わらない脱接続地化について学ぶ。 編集:Saki・Sohee、Kai Miyaki 出版元:over and over magazine 表記:日本語 サイズ: H297mm×W210mm/68P/2022
-
ぜんぶ運命だったんかい おじさん社会と女子の一生 笛美 フェミニズム
¥1,540
「#検察庁法改正案に抗議します」のTwitterデモ仕掛け人による、初の著作! 男性中心の広告業界でがむしゃらに働いてきた20代。 気が付けば、同世代の男性は結婚し、仕事でも飛躍している。 なのに自分は彼氏もできない。 焦って婚活したものの、高学歴・高所得・仕事での成功が壁となる。 容姿で判断されたり、会議で意見が通らなかったり、男性との賃金格差だったり、ーーなんだか辛くて生きにくい。 あるとき、その理由がわかった。 それは、女性がひとりで生きていくことが難しくなるように、男性に依存しなければいけないように、この社会が作られているからだった。 「…………ぜんぶ運命だったんかい」 「私の運命は、この社会の構造の上に敷かれたものだったんだ」 ひとりの女性がフェミニズム、そして社会活動に目覚めるまでを涙と笑いで綴るエッセイ集。 【もくじ】 ■ おじさん社会と女子の青春 ■ おじさん社会と婚活女子 ■ おじさん社会の真実 ■ おじさん社会からの脱落 ■ おじさん社会への逆襲 ■ 声を上げてみたくなったら ■ あとがき ー------------- こんにちは!店主の今野です! もともと笛美さんが大好きで SNSでもフォローさせていただいていて やっとお取り扱いを始められることになりました! ぜひたくさんの方に読んで生きづらさを理解して 社会を変えていく勇気に変えてもらえたら嬉しいです。 ー------------- 【著者】 笛美 日本のフェミニスト。2020年5月8日にTwitterに広がった「#検察庁法改正に抗議します」を最初に投稿したことで知られる。 笛美というペンネームはフェミニズムの「フェミ」から取った仮名 新卒で広告代理店に就職後、インターンシップで欧州に数カ月滞在する。そこでの体験が転機となり、帰国してから日本と諸外国とを比較する本を読みあさると、日本社会のジェンダー格差に気付いたという。フェミニズム覚醒後の2019年1月からは、積極的にツイッターでフェミニズムや政治についての発信を始めた。また、ネット上での活動に限らず、声を出すパレードやフラワーデモなどのオフラインでのフェミニズムデモにも参加していると明かしている。 著者 笛美 出版社 亜紀書房 発売日 2021年7月20日 判型 四六判 製本 並製 頁数 304頁 ISBN 978-4-7505-1704-9 <本について> ・在庫がある場合は3営業日以内に発送いたします。 ・在庫がない場合は1週間から10日ほどで発送いたします。 ・1~2冊ですとクリックポストでの発送になります。 ・ラッピングは薄葉紙に包みラフィアのリボンで包装いたします。 こちらのページからリボンのカラーを選び一緒にカートにお入れください。 https://www.bibelot.jp/items/30862323
-
ボーイズ 男の子はなぜ「男らしく」育つのか 著者 レイチェル・ギーザ (著),冨田 直子 (訳)
¥3,080
今、男の子の育て方に何が起こっているのか? 男子限定の性教育授業や少年スポーツリーグへの取材、トランスジェンダーの子どもをもつ親たちとの対話等を通して、現代のリアルな「男の子」に切り込む。【「TRC MARC」の商品解説】 ・共同通信(2019.4.7)|親として、大人として、男の子に語りかけるべきことは、少なくとも「男の子だから女の子に優しくしなさい」ではないのだ|紫原明子氏 ・日本経済新聞(2019.4.27)|フェミニズムはこうした「男性性」のもたらす負の側面を明らかにしてきたものの、その裏で見過ごされがちだったのが、男の子がもっか陥っている苦境への対応策だと著者は指摘する ・エッセ(2019年7月号)|男の子と女の子では脳からして違う? 男の子は生まれつき不器用で乱暴で口下手? ゲームは男の子に有害? 男の子がポルノを好むのは自然の欲求? 読み進めるうちに、実は自分の中に確かにある差別意識に気付かされます|柚木麻子氏 ・朝日新聞(2020.6.6)|一ページ読むごとに私は拘束衣を脱がせてもらうような解放を味わった。男は自然と男になるのではない|星野智幸氏 女らしさがつくられたものなら、男らしさは生まれつき? 男性、女性、すべての人のために。 フェミニズムが台頭する今だからこそ、「男らしさ」の意味も再考するとき。 自身も男の子の親である著者のギーザは、教育者や心理学者などの専門家、子どもを持つ親、そして男の子たち自身へのインタビューを含む広範なリサーチをもとに、マスキュリニティと男の子たちをとりまく問題を詳細に検討。 ジャーナリスト且つ等身大の母親が、現代のリアルな「男の子」に切り込む、明晰で爽快なノンフィクション。 〈目次〉 はじめに――今、男の子の育て方に何が起こっているのか? 1章 男の子らしさという名の牢獄――つくられるマスキュリニティ 2章 本当に「生まれつき」?――ジェンダーと性別の科学を考える 3章 男の子と友情――親密性の希求とホモフォビアの壁 4章 ボーイ・クライシス――学校教育から本当に取り残されているのは誰? 5章 「男」になれ――スポーツはいかにして男の子をつくりあげるのか 6章 ゲームボーイズ――男の子とポピュラーカルチャー 7章 男らしさの仮面を脱いで――男の子とセックスについて話すには 8章 終わりに――ボーイ・ボックスの外へ 「『男らしさ』圧力にマケズ、男の子いかに育てるべきか」。子どもに関わる大人は必読です。 ――堀越英美氏(『女の子は本当にピンクが好きなのか』『不道徳お母さん講座』著者) 「女の子は生来的に数学が苦手だとか、月経周期のせいで優れたリーダーにはなれないという意見に対しては、批判と、豊富な証拠に根差した反論が向けられる。 しかし男の子と男性に関しては、私たちはいまだに、彼らの問題点も短所も、そして長所も、生物学的な結果なのだという考えにしがみついてい…【商品解説】 著者紹介 レイチェル・ギーザ(Rachel Giese) ウェブメディア「シャトレーン」寄稿編集者であり、作家・出演者としてCBCラジオでも活躍。 ジャーナリストとして受賞歴を持ち、これまで、雑誌「トロント・ライフ」「トゥデイズ・ペアレント」、ウェブメディア「ザ・ウォルラス」「NewYorker.com」、「グローブ・アンド・メール」紙などに寄稿している。 妻と、養子に迎えた息子とともにカナダ・トロントに暮らす。 翻訳: 冨田直子(とみた・なおこ) 翻訳者。訳書に『ANOTHER GIRL ANOTHER PLANET』『Coming of Age』 (いずれもDU BOOKS)がある。 -DU BOOKS- ディスクユニオンの出版部門、DU BOOKSです。 音楽書を中心に、多岐にわたる書籍を刊行しています。 発売日:2019/02/22 出版社: DU BOOKS サイズ:19cm/335,36p ISBN:978-4-86647-088-7
-
人種差別をしない・させないための20のレッスン アンチレイシストになろう!ティファニー・ジュエル (著), オーレリア・デュラン (イラスト), 安田菜津紀 (その他), きくちゆみこ (翻訳)
¥2,420
なぜ人種差別(レイシズム)は存在するの? それをなくすにはどうしたらいい? レイシズム(人種差別主義)を一から学びたい人のための入門ヴィジュアル・ブック。 ニューヨーク・タイムズ ベストセラー! ガーディアン、タイム、イブニング・スタンダード、テレグラフ、ザ・サンなどなどが大推薦! ◆日本版特別寄稿 安田菜津紀(NPO法人Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト) 「アンチレイシストとは、レイシズムに反対する人のこと。 アンチレイシズムとは、レイシズムに積極的に反対すること。 不公正な法律や政策(ポリシー)、人種差別(レイシスト)的な態度や考え方に抵抗する立場を明らかにすること。 これまで何百年にも渡って私たちを分断し、抑圧してきた人種化された社会から自由になるための方法。」──本文より なぜ人種差別はあるの? なくすためにはどうしたらいい? よりよい未来を築くために、今あなたができること── 「レイシズムを止める方法についての明確なガイドブック」 ── TODAY.com 「積極的にアンチレイシストになるための必要な手段を提示する本」 ──「TIME」 安田菜津紀さん(NPO法人Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト)大推薦! 「そんな差別を私の周りで見たことがない」=「他の人のところにも存在しない」ではなく、気がついていないだけで私の周りにも他の場所にもあるかもしれない、と視点を変えてみませんか? そして、共に声をあげませんか? 日本版特別寄稿「日本に人種差別なんてあるの……?」より抜粋 著者 白人と黒人とのバイレイシャルの作家。アンチレイシスト。モンテッソーリ教育の教師・コンサルタントでもある。趣味はパン作りとレゴを組み立てること。英国の探偵ドラマが好き。白人至上主義を解体する方法についていつも思いを巡らせている。現在は、幼い活動家である2人の子どもと、パートナー、そして9歳の頃から飼い続けている亀と共に、マサチューセッツ州西部(ワバナキ連邦およびニプマク族の人々の占領された土地)で暮らしている。インスタグラムのアカウントは @tiffanymjewell -DU BOOKS- ディスクユニオンの出版部門、DU BOOKSです。 音楽書を中心に、多岐にわたる書籍を刊行しています。 発売日:2022年01月14日頃 著者/編集:ティファニー・ジュエル, オーレリア・デュラン 出版社:DU BOOKS 発行形態:単行本 ページ数:168p ISBN:9784866471648